今回は先日、山梨県北都留郡小菅村にいってきたお話をお伝えしたいと思います!


山梨の山の中に何をしにいったかというと、「地球守」というチームのワークショップに参加してきました。この方々は、株式会社高田造園設計事務所代表である高田宏臣さんが主催する特定非営利活動法人(NPO)で、ざっくり説明すると
「生態系を養いうる自然環境のポテンシャル」の視点をもって、環境講座や環境改善指導、環境診断、環境調査を全国各地で行っていて、世界の暮らしや社会の環境造作に活かしていただけるよう、これからもさまざまな方法で活動や学びの場を発信していきたい。
ということ。
まずは参加して学ぼうということで、「水源の森再生プロジェクト2021.10.9-10 ~山の涵養力を育てるボサ置き・土留め・石積みの施工~」というプログラムを主催する源流大学のワークショップに参加してきました。
詳しくはこのURLからいくと読みやすく画像もまとめられています笑

こちらはわさび田。山の伏流水によってわさびが出来ていました。

僕らが使う水の源流はどこなのか・どういう状況なのかを実感しながらこの山で何をしていけばいいのかを、40名以上の参加者さんと一緒に、山を整えてきました。
土を固めるだけでは良くない、水がまっすぐ流れるのも良くない状況で、ではどのような感じに地形がなっているべきかというところを、先人の知恵と工程によって、100年先にもこの山の強さが生き続けるための作業を体験。

各チーム、石を積んだり、土を置くための場所を作ったり。

石と石の間には、枯葉と竹炭などを詰めて菌糸を呼び込み
石同士が固定されるように。

山の地形と状況を説明してくれる地球守・高田代表
このような作業は、1回行っただけでは効果は薄いし、自分もその後どうなったかわからないので、続けて参加して継続して作業を続け、その後の状況をみ続けることで、本当に"学んだ"ことと言えるのだろうなと感じられました。
僕らコーヒー屋さんも水がないと全く成り立たない商売。
東京でなくとも、どこの場所でも起こる問題に向き合える良い機会でした。
興味ある方、是非URLを覗いてみてくださいね!


お花や植栽のお仕事をしている密林東京・あっこちゃんの木の皮仮面発見の図
Kato